デュッセルドルフ、長女が住んでいるこの街には何度も訪れていますが、香港経由で行くのは今回が初めて。おまけに現地でお料理レッスンを楽しんでいる櫻井景子さんと合流するという大ハプニングつき(笑)それはそれは楽しい滞在でした。
ご存知の方も多いと思いますが、実は観光で行かれる方は少ないだろうと思われるデュッセルドルフ。フランクフルトを起点に考えると北へ車で2.5時間ほど行ったところにあります。有名なケルンへは車で1時間、ベルギーの国境までも1~2時間、オランダのアムステルダムやベルギー中心部へも5~6時間という大変便利な位置にありますが、直行便が少ないため以前はヨーロッパ内での乗り継ぎが必要でした。そのためヒースロウやシャルルドゴール、スキポール空港で経由していましたが、日本からはANAの直行便で気軽にひとっ飛び出来ます←未だ乗ってないけど(汗)。キャセイでも昨年の9月に香港から直行便が就航したので大人女子的香港迷的のワタクシにとっては喜びの香港-ドイツ欲張り旅となりました。
夏のデュッセルドルフは空気が爽やかで湿気がなく、カラリと晴れていると少し暑いのですが木陰に入れば涼しくて心地良い。そう、日本でいうと北海道の気候とよく似ています。美しい街路樹や公園に芝生など緑も多く、建物が大きくて人が少なめ(香港や東京に比べれば)で非常にゆったりとしています。娘が住むことになって初めて知りましたが、ここは日本駐在員がヨーロッパ内で3番目に多く住む街だとか(以前は1番でした)。通称・日本人通り(インマーマンシュトラッセ:Immermannstrasse)と言う通りがあって、日本の商社や企業のオフィスがたくさんあり、日航ホテル(ホテル・ニッコー・デュッセルドルフ)もあります。そのためか街の人も日本人には慣れていて好意的です。もちろん治安も良好です。
香港から早朝に到着、娘が豚の生肉サンドを用意してくれていました。ワタクシの大好物です!ドイツでは生食用の豚は無菌状態で育てられているので安心していただけます。お肉屋さんでは必ずパンも用意してあって好きなハムやローストビーフなどもその場でパンに挟んでくれます。少し塩味の効いたバターとオニオンみじん切りと塩胡椒、外がカリっとして中が柔らかいドイツパンと良く合います。これとコーヒーの組合せはたまりません。言ってみればネギトロの豚肉版ですが、まったく臭みがなく甘くて美味しい。家族の中では生肉サンド=ドイツというぐらい定番の味です。もちろんビールにも合うこと間違いなし!
ご近所をお散歩がてら、アルトシュタット(旧市街)でお洋服やアクセサリなどを見て歩き、マルクト(市場)へ買出しに。ここでたっぷり食料を調達したら夕食を作ります。新鮮な果物やチーズやお魚、お肉にパンにじゃがいもやサラダなど、ヨーロッパの市場は見て歩くだけでもとても楽しい!キッチンがあれば買いたての材料で好きなものが作れて最高です。もちろんお花も忘れずに買いました。
景子さんとも無事に合流して楽しく美味しい夕食を楽しみました。
夏のヨーロッパは夜9時過ぎまで明るいので思う存分に楽しめます。まだ着いたばかりなのに早くも、もう帰りたくないモード全開。この日のために頑張ったのだから、この日を満喫しなくちゃね。そう言いながらもさすがに力尽きて?爆睡モードに落ちてゆくのでした。
Düsseldorf